美肌の必須成分「ヒアルロン酸」のはたらき・50歳になると半減?

しわ
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ヒアルロン酸は、お肌の弾力やみずみずしさを維持するのにとても重要な役割をはたしています。

たった1gのヒアルロン酸の保水力は 6L もあり、皮膚には、なんとカラダ全体のヒアルロン酸の約半分が存在しているのです。ヒアルロン酸が、お肌にとって重要な役割をはたしていることが、なんとなく想像できると思います。

いつまでも肌にとどめておきたいヒアルロン酸ですが、20歳なかばから減りはじめ、50歳ではなんと半分に!ヒアルロン酸のかわりに老廃物がたまり、肌の衰えが目立つようになります。

ヒアルロン酸の皮膚へのはたらきを知れば、スキンケアの大切さがわかるはずです。

ヒアルロン酸はどこで作られる?

皮膚には、全身の50%以上も存在しているといわれているヒアルロン酸。

ヒアルロン酸は、「コラーゲン」や「エラスチン」とともに真皮の線維芽細胞でつくられていますが、表皮でもつくられていることがわかっています。さらに、角質にもヒアルロン酸が存在するようです。

ヒアルロン酸の役割

真皮では、コラーゲンが骨格をつくり、弾力性のあるエラスチンがバネの役割をしています。ヒアルロン酸は、コラーゲンとエラスチンの隙間を埋めることで、お肌のハリや弾力にかかわっています

ヒアルロン酸が減少すると、コラーゲンとエラスチンによってつくられた骨格がくずれてしまい、その隙間に老廃物がたまることでお肌が衰える原因になります。

保水力があるヒアルロン酸は、みずみずしい肌を維持するはたらきがあるだけでなく、血管が無い表皮では、細胞への栄養素を供給したり細胞からの代謝産物の通り道を確保することで、表皮のターンオーバーにもかかわっているようです。

ヒアルロン酸の寿命は短い

ヒアルロン酸の寿命はとても短く、わずか1日~数日間で半分が分解されてしまい、わずか5日間ですべてが置き換わってしまうようです。

さらに、年齢とともに減少し、20歳では、ハリのあるみずみずしい肌をささえていたヒアルロン酸は、50歳ではなんと半分まで減少。また、60代では30代の約半分まで減ってしまうといわれています。

お肌のハリや弾力を維持するためには、ヒアルロン酸の数を減らさないスキンケアがとても重要であることがわかります。

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ヒアルロン酸は光老化でも減少する

ヒアルロン酸は加齢によって減少するだけでなく、長期間紫外線を浴び続けることによる「光老化」によっても、合成・分解のバランスがくずれ減少します。

紫外線には UV-A と UV-B がありますが、とくに紫外線UV-Aは、皮膚の深部までとどき、コラーゲンやヒアルロン酸などに影響を与え、シワやたるみの原因になります。

光老化による肌の変化は、中高年になってからあらわれるわけではありません。個人差があり、はやければ20歳ころから顔や背中のシミとなってあらわれることも。

光老化は通常の紫外線対策だけでは防げない・真皮層までとどくVU-A
紫外線対策というと、初夏から秋口へかけての日差しが強い時期に集中しがちですが、紫外線そのものは1年中降りそそいで肌にダメージを蓄積し、シワやたるみなどの光老化の原因になります。 光老化による肌への影響は、子供のときから浴び続けてきた紫外線の...

さらに紫外線は、真皮の線維芽細胞そのものにも影響をおよぼしますから、若いときからの紫外線対策がとても重要になります。

まとめ

わずか1gで6Lもの保水力があるヒアルロン酸は、お肌の弾力やハリを維持するのに欠かすことができない成分ですが、その寿命はみじかく、年齢とともに減少していきます。

深くきざまれたシワは、加齢が原因のように思われますが、じつは紫外線による光老化の影響が大きいといわれています。

シミやシワが気になりだしてから、若いときにしっかり紫外線対策をやっておけばよかったと思っている方も多いのではないでしょうか。

でも、深いシワでも、あきらめてしまうのは早いようです。薬用成分・ナイアイシンアミドは、小じわだけでなく深いシワにもはたらくようです。

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できてしまったシワやシミをあきらめず、自分の肌質や体質にあったスキンケアアイテムをみつけてください。

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