光老化は通常の紫外線対策だけでは防げない・真皮層までとどくVU-A

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紫外線対策というと、初夏から秋口へかけての日差しが強い時期に集中しがちですが、紫外線そのものは1年中降りそそいで肌にダメージを蓄積し、シワやたるみなどの光老化の原因になります。

光老化による肌への影響は、子供のときから浴び続けてきた紫外線の総量が関係していると言われています。つまり、季節的な紫外線対策だけでは予防できないのです。

紫外線には UV-A、UV-B の2種類があり、どちらも光老化の原因になりますが、とくに光老化に影響をあたえるのが UV-A だと言われています。

UV-A と UV-B の特徴を知れば、光老化への対策を若いときからはじめる理由がわかります。



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光老化をつくる2種類の紫外線

太陽から地表に降り注ぐ紫外線には、UV-A、UV-B、UV-C の3種類がありますが、もっとも有害といわれる UV-C は地表までとどきません。

UV-A、UV-B は、それぞれ肌に異なるダメージをあたえますが、その紫外線量が蓄積することで、光老化になると言われています。

  • UV-A
    ・真皮層までとどいてシワやたるみなどの原因になります。真皮層にある線維芽細胞にダメージをあたえるため、カラダの内側からのケアも重要なポイントです。
  • UV-B
    ・ヒリヒリした火傷(やけど)のような日焼けを引き起こすのが、この UV-B ですが、肌の真皮層まではとどきません。シミだけでなく、皮膚ガンもこの UV-B が原因と言われています。

光老化は、この2種類の紫外線(UV-A、UV-B)を子供のときから浴びつづけることで、大人になってからシミやシワ、たるみなどとなってあらわれます。

光老化の症状は20歳から現れる!

光老化による肌の変化は、中高年になってからあらわれるわけではありません。個人差がありますが、はやければ20歳ころから顔や背中のシミとなってあらわれます。

たぶん子供のときから、日焼けを繰り返した結果ではないでしょうか。

シワができはじめるのは、30歳ぐらいから。40歳ごろになると、顔などに褐色の皮疹がでるようになります。

さらに高齢になると、深いシワやたるみが目立つようになりますが、その原因は光老化によるものが8割との説もあります。加齢によるシワは、わずか2割?

UV-A はガラス窓を透過する

UV-A はガラス窓を透過しますから、紫外線の強い日に外出をひかえたとしても、紫外線対策としては十分ではありません。

窓ガラスにUVカットのシートを貼る、UVカットのレースカーテンを取り付けるなどの対策が必要になります。

室内にいるときでも、UVクリームを塗ると効果的。面倒だったり、もったいないと思うかもしれませんが、その習慣が光老化から肌を守ってくれるのです。

紫外線対策には黒色の洋服がベストだけれど・・・

紫外線対策として長袖の服装が推奨されていますが、色まで気にする人は少ないようです。夏場は、白色や淡色系の服を着る機会が多くなりますが・・・。

白色は光を反射しますから、紫外線対策にも最適と思うかもしれませんが、じつは白色の衣服は紫外線の透過率がもっとも高いようです。つまり、紫外線を防ぐ効果が低いということ。

紫外線を遮る効果がもっとも高いのは黒色ですが、暑い季節に黒色の服装は抵抗があります。色が濃いほど紫外線を遮る効果が高いように思われますが、じつは色の違いによる差はあまりないようです。

白色と黒色の紫外線透過率の差は、わずか 0.25%程度だそうですから、それほど気にする必要はないのかもしれません。参考文献:布の素材、織、色の違いによる紫外線透過率について

深いシワへはたらく薬用成分「ナイアシンアミド」

紫外線 UV-A は真皮層へダメージをあたえ、深いシワをつくりますが、真皮層のシワにもはたらく薬用成分として近年注目を集めているのが「ナイアシンアミド」です。

従来の化粧品に配合される美容成分は、皮膚の真皮層までとどかないため、角質層の小じわへの効果しかうたえませんでした。

しかし、ナイアシンアミドのはたらきによって、コラーゲンの合成量が増加し、真皮層の衰えが原因となる深いシワを改善する効果が確認されています。

北の快適工房の「ピンテ」は、ナイアシンアミドを配合した薬用美容エッセンスとして、年齢肌が目立つ手の甲のシワへの効果が確認されています。もう手遅れと悩んでいる方には、ぜひためしていただきたいと思います。

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カラダの内側から紫外線対策

真皮層に影響をあたえる光老化への対策は、外側からのケアだけではなく、カラダの内側から必要な栄養素をおぎなうのも効果的です。

坑酸化作用(活性酸素の除去)があるL-システインは、ビタミンCとともにメラニン色素を無色へ還元し、さらに代謝を促進することで、メラニン色素を排出すると言われ、第三類医薬品にも配合されています。

京都薬品ヘルスケア㈱の第三類医薬品「ミルセリンホワイト」は、L-システインとビタミンCを同時に配合することで、沈着してしまった黒色メラニンを直接還元して無色化するようです。



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シミ対策・L-システインの効果・副作用は?おもな医薬品の配合量を比較
L-システインは、皮膚のターンオーバーを正常化して、古い角質を排出するはたらきがある非必須アミノ酸の一種です。 皮膚、髪や爪などに多く含まれ、不足すると皮膚炎やシミができやすくなり、爪がもろくなったり、髪が抜けやすくなるなどの症状が現われま...

L-システインやビタミンを配合した医薬品は、紫外線を直接防ぐわけではありませんが、飲み続けることでできてしまったシミやニキビへの効果が期待できます。

まとめ

光老化への紫外線対策は、直射日光によるヤケドのようにすぐにあらわれるわけではないので、どうしても遅れがちになります。

長袖の服装や日傘、帽子やサングラス、UVクリームなどの紫外線対策だけでは、窓ガラスを透過してくるUV-Aへの対策が十分とはいえません。

また、長年浴び続けてきた紫外線の蓄積によって起こる光老化は、真皮層へダメージをあたえ深いシワの原因にもなります。

最近は、L-システインやナイアシンアミドのように、できてしまったシミやシワへのケアができる医薬品もありますので、あきらめずに試してみてはいかがでしょう。