「シミ・しわ」メイクで隠し続けるのも限界が・・根本的に改善するには?
シミやしわが目立ってくると、行動も消極的になります。
シミが大きくなってくると、他人の視線が顔のシミに集中しているようで、外出も消極的に。手のシミなら人に見られない、と思ったら大間違い。
友人とコーヒーを飲みながら、視線は相手の顔の粗さがし。さらに、カップを持つ手の甲に。意識して目線を外したつもりでも、吸い寄せられるようにまたシミの部位へ。
気付くと、相手も、自分の頬や手をなにげなく見ていたりします。
シミやしわなど、話題にしたくもないし、言われたくも無いけれど、年齢とともに意識せずに避けて通るわけにはいかないようです。
シミ・しわは若いときからのツケ!?
シミ・しわは、若いときにしっかり紫外線対策をしていなかったなどのツケが回ってきた結果ですが、若い時には小麦色の肌が健康そうに見えて、本気のケアはおろそかに。
シミの予備軍は、20代からすでに皮膚の下にひそんでいますが、特殊カメラで撮影しなければわかりません。
見えないもの、症状が出ないものには、無関心なんですね。
人間って、結局、今しか考えられない生き物なんだなぁ、なんてつくづく思います。
60歳、70歳、もしかしたら80歳まで現役で働く時代に、実年齢より老けて見られたくない、と思うのはだれしも同じ。
ダブルで襲ってくるシミ・しわ
肌の個人差は、60歳過ぎてから急速に広がり、普段からのケア、若いときからのケアの結果がそのままあらわれます。
シミも、しわも、同じような時期に目立ってきますから、ある日突然気づいて慌てることに。でも、それって20代からのツケの結果なんですよね。
TV番組で、美魔女の姿を見て、ゲストや観客から驚きの声があがります。やらせ8割だとしても、たしかに肌はキレイです。
メイクの技術もかなり進んでいて、10歳程度の修正は簡単ですから、顔のアップはそれほど参考になりませんが。
首筋や腕、手の甲など、多少、手抜きしそうな部位を、しっかり見ると、な~んだ、やっぱり年相応?
人口皮膚
2019年12月、某化粧品メーカーが、1㎛(マイクロメートル)の人工皮膚を発売しました。
外出時のメイクとして使うものではなく、あくまでフェイスマスクとしての用途。
美容液をしっかり肌に浸透させるための人工皮膚ですが、将来的には外出時のメイクとして使えるように開発するとのこと。
外出用に使えるようになっても、メイクはあくまでメイク。
どんなに上手に隠しても、中身は変わらないから、友人との温泉旅行では、別人に・・・。正直、見られたくないし、見たくもない?
化粧のベースはスキンケア
”化粧”とは、文字どおり、”化けてよそおうこと”。化粧で地肌を隠し続けるのは、年齢とともに難しくなります。
やはり、女性男性にかかわらず、ベースになるスキンケアをしっかりするのが基本。
長年積み重なったシミは、そう簡単には元へはもどりませんが、飲むだけで、シミ・そばかす、日焼けなどに効果がある医薬品があります。
シミ・そばかすは、体の内側からつくられていきますから、外側からのケアでは十分ではありません。
【第三類医薬品】ミルセリンホワイトは、医薬品として、シミ・そばかすへのはたらきが期待できます。
年齢によってお肌のターンオーバーのサイクルも違いますが、効き目を実感するのは、早い人なら1ヶ月目から、2~3ヶ月で効果があらわれるようです。
医薬品なので、用法用量を守って服用するのがポイントですが、7歳以上なら服用できます。
服用していて異常を感じたら、ただちに中止しなければいけませんが、妊娠中の方でも飲めますから、摂り過ぎの心配はしないでいいでしょう。
1ヶ月ぐらい服用して改善がみられなければ、医師・薬剤師と相談することをおすすめします。
体の中からのケアは時間がかかりますから、なるべく早いタイミングで始めたほうがいいかもしれません。