腸のはたらきが悪くなるとなぜ肌荒れになる?自律神経との関係は・・
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腸内環境が悪くなると、さまざまな体調不良がおこりますが、実感できるのは便秘や下痢のときでしょうか。
しかし、腸から吸収される栄養素は、すべての臓器の代謝にかかわってきますから、生活習慣病や肥満はもちろんのこと、肌トラブルにも腸のはたらきがかかわっていることがなんとなくわかります。
腸のはたらきを知れば、透明感とハリがある健康な肌を維持するためには、外側からだけでなく体の内側からのケアの大切さが理解できるはずです。
腸のはたらきが悪くなると・・・
食事で摂取した食べ物は、小腸で栄養素が吸収され、その栄養分が肝臓から血液によって全身におくられます。さらに、大腸では、水分やミネラル分が吸収されてから、便となって体外へ排出されます。
腸のはたらきが悪くなると、つぎのような不調が起こることが考えられます。
- 腸内にたまったニオイ成分が体臭となって発散される
- 栄養分の吸収が悪くなり肌への栄養が不足する
- 脂肪燃焼に必要な栄養素が不足するため肥満になりやすい
- 代謝が悪くなるので体がむくみやすくなる
- 免疫力が低下するため病気にかかりやすくなる
- 便秘や下痢の原因になる
腸から吸収される栄養素は、臓器をうごかしたり生命を維持するためのエネルギーになったり、臓器そのものをつくったり、神経のはたらきにかかわって体の調子をととのえます。
一部の栄養素は体の内部で合成されますが、ほとんどの栄養素は食事から摂らなければなりません。バランスの良い食生活が大切といわれるのはこのため。
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腸には免疫細胞の60~70%が集まっている
免疫細胞は、ウィルスや病原菌から体の内部をまもっていますが、なんと免疫細胞の60~70%が、腸に集まっているといわれます。
多くの病原菌などが胃酸によって死んでしまいますが、生き残った病原菌は、小腸の免疫細胞から出される免疫物質によって退治されます。
死なずに小腸まで来た病原菌などは、腸壁の「パイエル板」にとりこまれますが、このパイエル板には、樹状細胞、T細胞、B細胞などのおもな免疫細胞があつまっており、免疫グロブリンA(IgA)を出すことによって病原菌などを退治するようです。
ちなみに免疫グロブリンA(IgA)は、消化管だけでなく、唾液、涙腺、鼻汁、膣など、全身の粘膜に存在しています。赤ちゃんの母乳、とくに出産後に数日間分泌される濃い母乳の「初乳」にも多く含まれ、赤ちゃんをウィルスや細菌の感染からまもっています。
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腸と自律神経の関係について
腸のはたらきは、自律神経とも大きくかかわっているようです。
日中、活動が活発なときには「交感神経」が優位になり、夕方になってリラックスするときには「副交感神経」が優位になりますが、これが自律神経のはたらきです。
腸の蠕動運動のはたらきは、自律神経と密接な関係があるようです。交感神経が優位なときは腸のはたらきが停滞し、副交感神経が活発なときは腸のはたらきが活発になります。
腸は第二の脳とよばれるように、脳との関係がとても密接で、脳へのストレスは腸に影響し、腸の不調は脳に反映され、このネットワークは「腸脳相関」と呼ばれます。
参考:大正製薬「健康コラム」からだの中から健康に!腸内環境を整える
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発であれば、腸内の不要なものが順番に押しだされていきますが、腸のはたらきが悪くなると、有毒性のある腐敗ガスが腸内にたまります。腸内にたまった腐敗ガスは、腸壁から吸収され、血流にのってカラダから発散され、体臭の原因に。
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血流からとどいた毒素が肌荒れの原因に
腸のはたらきが健康であれば、食べ物が腸内細菌によって分解されたときに発生するガスのほとんどは、窒素、水素ガス、二酸化炭素など無臭です。
しかし腸のうごきが悪くなって悪玉菌が優位になると、おならの臭い成分「インドール」や「スカトール」、さらに「アンモニア」「アミン」「硫化水素」などの毒素がつくられます。
腸内環境がわるくなることによってつくられた毒素は、血流に乗って全身をめぐり肌荒れやニキビの原因になります。
まとめ
腸の具合がわるくなると、すぐに体調に(悪い意味で)変化があるのは、免疫細胞の60~70%が腸に集中していることを知れば納得ですね。
腸は、栄養を吸収することで全身の臓器のコンディションにかかわっていますが、メンテナンスが悪ければ、そのツケがすぐに不調となってあらわれるわけです。
腸とお肌の関係については、なんとなくわかっていという方が多いと思いますが、痛みやかゆみ、体調不良などが起こらなければ、日ごろの生活習慣を変えるのはなかなか難しいようです。
年齢とともに、お肌の調子をととのえるのがむずかしくなっていきますから、早めにカラダの内側からのスキンケアを始めることをおすすめします。
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