疲れ肌のケアにオルニチンの効果は？

疲れ肌をほおっておくと、クマやたるみ、シワなどの原因になります。

不規則な生活習慣がつづいたり、運動不足やストレスが溜まることで、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなると、お肌にも影響が。

血行や新陳代謝が悪くなって、疲れ肌に。実年齢も老けて見られるだけでなく、見た目の印象も悪くなるので、早めにケアしたいところです。

ストレス解消など、生活スタイルの改善も効果的ですが、疲労回復などに良いと言われる「オルニチン」の効果についても調べました。

疲れ肌のスキンケア

疲れ肌の原因は、日常の生活習慣や、体調不良が原因なので、外側からのケアだけでは、十分ではありません。

お肌の調子をととのえるために、体の外側からのケアとあわせて、内側からのケアもしっかりやっておきたいところですが、まずは普段の生活習慣の見直しから。

バランスのよい食生活
・肌荒れの多くは、腸内環境の悪化が原因です。決まった時間に食事、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。スナック菓子やインスタント食品などのとり過ぎは要注意！
睡眠時間の確保
・睡眠不足は、疲れ肌や肌荒れの大きな原因になります。１日7時間以上の睡眠が理想的とされますが、個人の睡眠の深さには違いがあります。
適度な運動
・テレワークで歩く機会が減って、ますます運動不足に。できれば毎日6,000～8,000歩程度のウォーキング、週２～３回程度の運動で、代謝を促進しましょう。
ストレス解消
・精神的にも肉体的にも、緊張をほぐしてリラックスすることが大事です。ヨガも効果的ですが、最近ではマインドフルネス瞑想が注目されています。就寝前に、アロマでリラックスするのもおススメです。

飲み過ぎた翌朝に、シジミの味噌汁。

シジミには、肝臓の疲労回復に効果があるオルチニンが多く含まれていて、二日酔いなどに効果があると言われますが、”疲れ肌”には？

そんなオルニチンの肌への効果を、協和発酵バイオ「健康成分研究所」が発表しています。

日ごろから疲れやすい女性は、肌質にも変化を感じているようですが、わかりやすい症状が「肌の弾力」や「隠れジミ」。

「健康成分研究所」では、疲れ気味で、かつ肌質が悪いと感じている25〜60歳までの健康な日本人女性39名を対象に、「肌の弾力」や「隠れジミ」について、オルニチンの効果を検証しています。

オルニチンを毎日８週間続けて摂った結果、上腕部の「肌の弾力」が、プラセボ（偽薬）と比べて有為に改善し、顔の「かくれジミ」の数も、オルニチン摂取によって有意に減少したということです。

オルニチンには、つぎのような働きがあると言われています。

オルニチンは、つぎのような食品に多くふくまれていますが、シジミの含有量が、他の食品とくらべて圧倒的に多いことがわかります。※参考：