ドクターズコスメ・人気の秘密とシミへの効果
ドクターズコスメ・人気の秘密とシミへの効果
ドクターズコスメとは、医師や医療機関などの専門家が開発、監修しているコスメを指すようですが、明確な基準は決まっていないようです。
化粧品メーカーの商品開発でも、医療や薬学関係の専門家がかかわっていますが、ドクターズコスメとは呼びません。正直、その分類基準はよくわかりません。
とはいえ、肌トラブルがある患者さんについて多くの症例を診てきた専門医の経験が、スキンケアアイテム開発に生かされていることは確かですし、医師や医療機関の名前があると、なんとなく安心感があるのは確かです。
ドクターズコスメの呼び方が、薬機法上良いのか悪いのかわかりませんが、これまで化粧品の一分類として使われてきましたので、ここではドクターズコスメとして紹介します。
また、2017年に医薬部外品として承認された「ナイアシンアミド」は、深いシワや美白への効果が近年注目されている成分ですが、ナイアシンアミドコスメの多くはドクターズコスメを謳ってはいません。
コスメ選びは、成分のはたらきを良く知ったうえで、自分の肌質や体質、好みのテクスチャーとあったものを選ぶのがポイントです。
ドクターズコスメは安心かつ信頼性が高い?
女性向けブランドのランキング調査などを紹介しているGirlswalker(ガールズウォーカー)には、ドクターズコスメのアンケート調査が掲載されています。
このアンケート調査によれば、ドクターズコスメを使う理由のランキングは、次のようになってます。
1位:安心かつ信頼性が高い 31.3%
2位:肌質向上 30%
3位:しわ・たるみ改善 28.4%
4位:低刺激 27.5%
5位:肌荒れ改善 26.8%
6位:シミ・そばかす改善 23.3%
7位:ニキビ改善 16.7%
8位:周りが使っている 8.9%
9位:その他 0.8%
肌質向上が上位にランクされているのは当然かもしれませんが、”安心かつ信頼性が高い”が1位になっていることに驚かされます。
また、具体的な効果を表示できる商品は、「医薬品」または「医薬部外品(薬用)」の2種類だけで、「化粧品」については効果をうたうことはできませんが、この表示基準はドクターズコスメも同じです。
ドクターズコスメを使う方にとって、自分の肌での使用感とメーカーに対する安心感が、なんといっても最優先ということになるでしょう。
ドクターズコスメの好感度について
Girlswalkerの記事によれば、「アンプルール」が、2019年1月に実施された全国の美容従事者へのインターネット調査では、好感度No.1になっています。
※Girlswalkerのデータを元に筆者作成
この調査は、「アンプルール」のメーカー・株式会社入サイドがおこなったものなので、アンプルールがNo.1になっているのもうなづけます。
アンプルールの好感度スコアが一番高いですが、他のブランドも好感度が悪いわけではなく、ドクターズコスメそのものの好感度が高いと考えていいでしょう。
逆に、好感度が良くない評価もありますから、ドクターズコスメでも評価には個人差があるということです。
美白成分「ハイドロキノン」配合のコスメ
美白成分として、2001年までは医師の処方が必要だったハイドロキノンについて説明します。ハイドロキノンは、アンプルールのシリーズにも配合されています。
ハイドロキノンは、美白効果が強い反面、熱に弱く副作用もあり、とても扱いにくい成分です。
医療機関では、シミに効く美白成分として、加齢によるシミ「老人性色素班」や女性特有のシミである「肝斑」、ニキビ痕の色素沈着などの治療のために、このハイドロキノンが処方されることがあります。
ハイドロキノンには副作用のリスクがあり、肌が弱い方だと、高い濃度では皮膚がかぶれてしまうことがあるようです。
専門クリニックでは、1~10%程度のものが処方されるようですが、4%ぐらいでもかぶれの頻度が高くなるとのこと。
また、紫外線にあてると、シミを濃くしてしまう特性があることから、使用法にも注意が必要な成分です。
ハイドロキノンを3ヶ月以上使用しても効果が乏しい場合は、使用をやめ、レーザー治療などの別な方法をすすめているクリニックもあります。
アンプルール『ラグジュアリーホワイト』のシリーズは、化粧品への成分が難しい成分・ハイドロキノンをあえて選んでいます。
専門クリニックで、ハイドロキノンが処方される場合、より効果を高めるために、トレチノインが一緒に配合されることがありますが、化粧品にはこのトレチノインを配合することはできません。
アンプルールに配合されているハイドロキノンの特徴
他の美白成分と比べると、とても扱いが難しいハイドロキノンですが、アンプルールでは特殊技術によって、2種類のハイドロキノンを開発しています。
- 新安定型ハイドロキノン
・ハイドロキノンを光や熱の影響から守り、性質を安定化させる物質「BCDAC」で包み込んで安定化したもので、肌への浸透性が高まり、刺激も抑えられています。 - ハイドロキノン誘導体
・ハイドロキノンの分子構造を一部変化させたもので、シミの原因になるメラニンの生成を阻害する効果があります。
アンプルール『ラグジュアリーホワイト』に配合されているハイドロキノンは、安定性や副作用がかなり改善されたものが使われているようです。
アットコスメなどの口コミでは、赤みがポツポツ出たという方もいますが、満足している方が多いのも特徴。
アンプルール『ラグジュアリーホワイト』のシリーズには、薬用デイ&ナイトクリームが含まれていますので、ハイドロキノンの特性を理解したうえで、上手に使うのがポイントのようです。
ドクターズコスメ「好感度」から・注目成分配合のアイテム
ドクターズコスメ「好感度」から、注目成分配合のアイテムを紹介します。
ハイドロキノン配合『アンプルール』・好感度1位
ハイドロキノン配合『b.glen ビーグレン』・好感度6位
ドクターズコスメとして定評がある『ビーグレン』は、美白成分としてよく知られるハイドロキノン配合コスメとして長い歴史があり、多くの愛用者がいます。
ハイドロキノン濃度を高めた「QuSomeホワイト2.0」が発売になっており、格安で試せる7タイプの「7day Special Set プログラム」があります。自分の肌との相性を、格安で試すことができます。、
<セット内容の例>7 day Special Set プログラム1
・クレイウォッシュ 25g
・QuSomeローション 12ml
・Cセラム 5ml
・QuSomeホワイト2.0 5g
・QuSomeモイスチャーリッチクリーム 7g
<おもな美容成分>
- ハイドロキノン
・メラニンの生成を予防するだけでなく、生成されたメラニンを還元し、高い美白効果がある成分で、『b.glen ビーグレン』には整肌成分として配合されています。 - ビタミンC
・抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑え、しみ・しわの改善する作用があるとされ、『b.glen ビーグレン』には整肌成分として配合されています。
ヒト型セラミド配合『セルピュア』・好感度2位
『セルピュア』は、3つのヒト型セラミドを配合し、「アンプルール」が全国の美容従事者へおこなったインターネット調査(2019年)で、好感度2位になったアイテムです。
3つの基本ステップ(STEP1 モイスチャーローション、STEP2 エッセンス、STEP3 ホワイトクリーム)で、保湿エイジングケアをおこないます。
<おもな美容成分>
- 3つのヒト型セラミド
・長時間の保湿ケアによりうるおいが続きます - プラセンタ
・炎症を抑え、細胞を修復する働きがあり、『セルピュア』には整肌成分として配合されています。 - アルブチン
・シミやそばかすの原因になるメラニン色素の合成を妨げ、美白効果があるとされますが、『セルピュア』には整肌成分として配合されています。 - 女性ホルモン類似成分
・整肌成分としてお肌をととのえます。
3段階のケアで保湿力をアップするエイジングケアセットですが、価格は高め。
お得な定期コースがありますが、最低購入回数が3回なので、お休み・停止をじょうずに利用するとよいでしょう。
まとめ
ドクターズコスメと呼ばれる化粧品は多いですが、一般的な化粧品とあまり変わらない成分配合のものも少なくありません。
しかし医薬部外品(薬用)としての有効成分が配合されていますから、お肌に合えば、長く続けることで、変化を感じられるようになるのがドクターズコスメ。
ここでは、いわゆるドクターズコスメを紹介しましたが、いろいろな化粧品を試しながら、ご自分にお肌にあうアイテムを見つけていただきたいと思います。
アンプルール『ラグジュアリーホワイト』<トライアルキット>は、そんなドクターズコスメを試すことができる絶好のチャンスです。
コンパクトで持ち運びが便利なのも、おすすめ!ぜひ一度、試してみてください。