薬用ハンドクリーム『PINTE ピンテ』・香料へのこだわりはナゼ?
ハンドクリームに香りは必要?
ハンドクリームを塗ったときのほのかな香りに癒されることはありますが、意識することはあまりないと思います。
そんなハンドクリームの香りにこだわって開発されたのが、北の快適工房『PINTE ピンテ』。
やさしいローズの香り(※)が口コミでも好評ですが、単に天然由来の香料を配合しただけではないようです。※実際には、かなり複雑な香りです。
『ピンテ』の薬用成分「ナイアシンアミド」には、小じわだけでなく深いシワへの効果も期待されるので、それだけでも注目度じゅうぶんですが、高品質の香りを気に入っているという方も多いようです。
『ピンテ』は香水ではありませんが、つぎのようなコメントも。
とても良い香りで、夜寝る前につけると一日頑張った自分へのご褒美!
『PINTE ピンテ』本場の調香師が調香!
『ピンテ』の香料には天然由来の原料が使われていますが、それだけではなく、本場・南仏グラースの調香師(パフューマー)が特別に調香したものが使われているようです。
他の化粧品にも天然成分由来の香料は配合されていますが、ここまで香りにこだわったコスメは、香水やフレグランスなどを除いてはほとんど聞いたことがありません。
パルファム、オードトワレ、コロンなど、香りの強さや時間差での変化をつくりだすには、調香師の科学的な知識と芸術的なセンスが要求されます。
『ピンテ』の香料に、フランスの本場・グラースの調香師が調香したものが使われていることはとても驚きです。
医薬部外品『ピンテ』は、ナイアシンアミド配合のハンドクリームとして、単なるスキンケアアイテムとしてだけでなく、香りによるリラックス効果にも訴求したコスメであることは確かなようです。
『PINTE ピンテ』香りの変化について
『ピンテ』は、多くの口コミにもあるように、摘みたてのローズの香りがとても好評です。
ローズの花束のような香りは、やさしいだけでなく華やかな印象もあり、睡眠前のケアではリラックス効果を与えてくれるようです。
『ピンテ』の口コミでは、ローズの香りの印象が強いようですが、香りに敏感な人はそのほかの匂いや時間経過による変化にも気付いているようです。
じつはローズの香りは、『ピンテ』を付けてすぐの印象で、時間とともにその香りは少しづつ変化ます。この香りの変化が、調香師の真骨頂でしょうか。
香水の香調(ノート)は、時間の経過によって変化していきますが、『ピンテ』の香調と香り成分はつぎのようになっています。
- トップノート
・はじめの10分間ぐらいは、揮発性が高い成分が香ります。『ピンテ』:グリーン、ローズ、アイリス、ベルガモット - ミドルノート
・香水のボディで、トップノートから~3時間ていど続きます。
『ピンテ』:バイオレット、ジャスミン、イランイラン - ラストノート
・12時間ぐらいまで、香水の余韻が残ります。
『ピンテ』:ヘリオトロープ、サンダルウッド、ムスク
香りに敏感な方は、『ピンテ』の香調の変化に気づいているようです。
とくに、ラストノートの「サンダルウッド」×「ムスク」の組み合わせは、癒し系の甘い香りなので、寝る前に『ピンテ』を使うとかなりリラックスできるかもしれません。
これを調香したフランスの本場・グラースの調香師もすごいですが、薬用のハンドクリームに配合することを決めた『ピンテ』のメーカーにも脱帽です。
せっかく、ナイアシンアミドを配合していても、香りが気に入らないで使われないとしたら元も子もありませんから、メーカーの大冒険でしょうか。
腋臭(ワキガ)のための香水・フランス人から学ぶ使い方 | Deo-Care (biz8.biz)
まとめ
化粧品は、美容成分特有のニオイをやわらげるために、柑橘系やフローラル系などの香料が配合されることがあります。
しかし、薬用ハンドクリーム『ピンテ』のように、香料そのものにこだわった化粧品はなかったように思います。
香水の本場フランスと違い、日本料理や寿司の席では強い香りは嫌われますから、日本では化粧品の香料は邪魔だったかもしれません。
その点『ピンテ』が、ナイアシンアミド配合の効果に訴求するだけにとどまらず、フランスの本場・グラースの調香師が調香した香料を配合したことは、とても驚きです。
『ピンテ』の香りは、けっしてでしゃばらず、ひそかに自分でも楽しめる匂いと言えます。
『ピンテ』1日2回のスキンケア、朝のケアのあと、ラストノートをちょっと気にしてみてください。