化粧品による接触皮膚炎(かぶれ)の症状、原因、予防

スキンケア
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接触皮膚炎は、一般的に”かぶれ”とよばれ、なんらかの刺激物質や原因物質が肌にふれることで、皮膚にかゆみや赤みなどが生じる炎症反応のことです。

接触皮膚炎でよく知られているのが”漆(うるし)によるかぶれ”ですが、野菜やくだもの、香辛料、下着や靴下などの日用品、金属、医薬品、さらに香水など、じつにさまざまな物質が接触皮膚炎の原因になります。

化粧品は、本来、肌の調子をととのえたり、美しく見せるために使われますが、配合成分や使い方、体質や肌質にあわなければ、赤みや腫れなどの接触皮膚炎を生じることがあります。

肌の変化に気づかなかったり、無理して使い続けると、症状を悪化させたり色素沈着をおこすことも。スキンケアで肌トラブルを起こしたのでは、元も子もありません。



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化粧品による肌のかぶれ

化粧品を使ったときに、熱をもったり、かゆみや赤み、ブツブツなど、接触皮膚炎(かぶれ)が起きるときには、つぎの2つのケースが考えられます。

  • 新しい化粧品を使ったとき
  • 肌のバリア機能が低下したとき

新しい化粧品を使ったときに皮膚がかぶれたときは、その人にとってアレルゲンになる物質が含まれている可能性があります。また、配合成分のなかには、紫外線によって成分が変化することで皮膚炎の原因になることがあります。

肌のバリア機能が低下していると、これまで使い続けてきた化粧品でも肌がかぶれることがあります。とくに、空気が乾燥しているときや季節の変わり目、黄砂やPM2.5などの大気汚染、強い紫外線は、お肌の大敵。ちょっとした刺激にも弱くなります。

また、加齢、食生活やライフスタイルの変化によっても、肌の状態は変わります。そのまま使い続けると、色素沈着をおこす原因に。

かぶれの原因が化粧品かもしれないと思ったら、すぐにその化粧品を使うのを中止してください。すくなくとも、新しい化粧品を使うときには、パッチテストをおこないましょう。

化粧品で皮膚炎になる可能性はだれにでも

皮膚炎は、だれにでも起きる可能性があります。

化粧品に配合されているさまざまな成分のなかには、自分にとって強い刺激にやアレルゲンになるかもしれない成分が含まれているかもしれないのです。さらに紫外線によって変質することで、かぶれの原因になる物質もあります。

天然成分なら”かぶれない”、というのは間違い。植物、果物、野菜、医薬品、日用品など、接触皮膚炎の原因となる物質は山ほどあるのです。

<接触皮膚炎の原因となる物質>【例】

植物〔イチョウ、ブタクサなど〕、果物〔マンゴー、パイナップル、パパイヤなど〕、野菜〔セロリ、里芋、シソなど〕、乳製品〔ミルク、クリーム、バターなど〕香辛料〔唐辛子、コショウなど〕金属〔クロム、ニッケル、マンガンなど〕、日用品〔洗剤、ゴム、下着、靴下など〕、化粧品〔アイシャドー、マニキュア、口紅など〕

化粧品のせいだと思いこんでいた皮膚炎が、じつは下着やアクセサリーによるものだったということもよくあります。



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3種類の接触皮膚炎

接触皮膚炎は、炎症がおこる原因によって、大きく3つに分類することができます。

  • 刺激性接触皮膚炎
  • アレルギー性接触皮膚炎
  • 光接触皮膚炎

刺激性接触皮膚炎

強い刺激に接触することによって、皮膚のバリア機能でまもることができずに炎症が起きます。原因物質にふれてからすぐに症状があらわれることが多いですが、濃度が低いと、何度もふれることで徐々に症状があらわれることもあるようです。

<アレルギー性接触皮膚炎>

アレルギーの原因物質が肌にふれたときに、カラダの免疫システムがはたらいて炎症をおこします。化粧品を使用した部位に、かゆみや赤み、ぶつぶつなどの湿疹があらわれ、原因物質にアレルギーがある人が発症します。

<光接触皮膚炎>

光接触皮膚炎は、原因となる物質(成分)が肌にふれただけでは炎症がおきません。特定の物質を塗った部位に紫外線があたることで、成分が変化して炎症をおこします。柑橘系の香水の原料として人気があるベルガモットは、光接触皮膚炎の原因となることが知られています。

接触皮膚炎(かぶれ)を予防するには

接触皮膚炎をおこさないためには、原因物質に触らない、原因物質を使わないのが一番ですが、重症化しないようにするためにも、つぎのような生活習慣をこころがけることをおすすめします。

  • 肌を清潔に保つ
  • 肌をしっかり保湿する
  • 痒(かゆ)いところをかかない
  • 衣類やアクセサリーの素材をチェックする
  • 洗剤や香料が残らないようにする

お肌はつねに大気中の化学物質や汚染物質などにさらされていますので、帰宅したら洗顔やシャワーで汗や汚れを落としましょう。洗顔やシャワー後は、バリア機能を高めるためにも、正しいスキンケアでしっかり保湿してください。

痒いところを掻(か)いてしまうと、炎症を悪化させてしまう原因になります。化膿させてしまったり、痕(あと)がいつまでも残ってしまうことも。

肌が弱い方は、下着などの衣類選びでは、デザイン性の高いものを選ぶ前に、素材をチェックしてください。できれば綿100%で、肌触りがやわらかいものを選びましょう。洗濯をくり返すと生地がだんだんゴワゴワになりますから、早めに新しいものに交換することをおすすめします。

洗濯のときには、洗剤や香料が衣類に残らないようにしましょう。



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皮膚炎を起こさないためのパッチテスト

新しい化粧品をつかうときは、本格的に使いはじめる前に、簡単なパッチテストをおこなうことをおすすめします。

医療機関で検査をしてもらうと安心ですが、検査期間中は入浴をひかえたり、季節によっては検査ができないことがありますので、まずは自分で簡単なパッチテストをおこなうとよいでしょう。

  • 二の腕の内側でテストします
  • 入浴後、二の腕の内側に少量塗ります
  • 30分間放置して変化がないことを確認します
  • さらに24時間後の肌の状態をチェックします

このチェックで、赤みや痒み(かゆみ)などの肌トラブルが起きなければ、その化粧品を使いつづけても接触皮膚炎のリスクは少ないと考えていいでしょう。

肌に合わない化粧品による”かぶれ”を防ぐには・簡単なパッチテストのやり方
せっかくのスキンケアで肌がかぶれてしまったのでは、本末転倒です。かゆみや赤み、ぶつぶつや水ぶくれができたり。ときには使い続けることで色素が沈着することも。 化粧品を変えたことによってかぶれが起こるケースもありますが、肌質や体質が変化したため...

まとめ

お肌にとって、外部から侵入あるいは触れる物質は基本的にすべてが異物です。化粧品も例外ではありませんので、新しい化粧品は、まずパッチテストをおこなってから使いましょう。

皮膚のバリア機能には、有害物質や刺激物、あるいはウィルスなどが内部に侵入するのを防ぐ役割があります。しかし、バリア機能が弱まると、接触皮膚炎(かぶれ)がおきる可能性があります。

化粧品の場合、配合成分にはさまざまな検査をクリアした安全な成分がつかわれていますが、肌質や体調の変化、花粉、PM2.5、黄砂、紫外線、寒暖差など、さまざまな原因によって、ある日突然、接触皮膚炎が発症することも。

接触皮膚炎(かぶれ)を予防するためには、自分の肌質や体質にあったスキンケアアイテムをみつけて、保湿によってバリア機能をたかめることから始めてみてください。



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