コラーゲンはそのまま肌へはとどかない!コラーゲンペプチドは?

スキンケア
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コラーゲンは、食事から摂ってもそのままお肌にとどかないことはかなり知られてきました。

ぷるぷるのもつ鍋、”コラーゲンが豊富で美容に良い” と言われることもありますが、残念ながらそのままお肌のコラーゲンになるわけではありません。

食事から摂ったコーラゲンは、一度アミノ酸に分解されてから体内に吸収されますから、そのまま皮膚のコラーゲンになるわけではないのです。

もつ鍋には、ビタミンB1、B2、ミネラルなどの栄養素がたくさん含まれていますから、こちらの栄養素が目的なら良いかもしれませんが、もつ鍋のカロリーはちょっと高め。

お肌だけでなく、カロリーも気になる方は、食べ過ぎに要注意!

お肌の三大美容成分と言われるのが、「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」ですが、これらの美容成分は、皮膚の真皮層にある線維芽細胞によってつくられます。

じつは、コラーゲンの一部がペプチド(低分子とも言われます)の形で体内に吸収され、線維芽細胞にはたらくことがわかってきました。

年齢とともに衰える線維芽細胞の働き

お肌に大切な三大美容成分「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」を作りだす線維芽細胞は、年齢とともに、その増殖能力が低下していきます。

同時に、お肌のコラーゲン量も!

※引用:京都薬品ヘルスケア「ミネルヴァコラーゲン6000」 公式サイト

とくに20歳過ぎると、線維芽細胞の増殖能力が急激に低下し、40歳ではその能力がほぼ半減します。線維芽細胞の能力低下が、お肌のはりやツヤが失われる原因になるわけです。

70歳では40歳と比べてさらに半減、なんと20歳の4分の1になってしまいます。

線維芽細胞のはたらきがこれだけ落ちると、高い美容成分も十分はたらいてくれないことに。

口コミなどで、”肌のハリが感じられた” ”化粧ノリが良くなった” などのコメントがありますが、使用感に個人差が大きいのは線維芽細胞のはたらきの違いによるかもしれません。

アミノ酸やペプチドの形で吸収されるコラーゲン

”コラーゲンは食事から摂ってもそのままお肌にとどかない”、と初めにお話しましたが、食事で摂ったコラーゲンがまったくお肌の役にたたないというわけではありません。

食品として摂取したコラーゲンは、一度アミノ酸に分解されてから、体内に吸収され、皮膚の線維芽細胞によって再合成されます。

そのため、加齢などによって線維芽細胞の働きが悪くなると、コラーゲンへ再合成する効率も悪くなります。

食事から摂取したコラーゲンは、アミノ酸に分解されてから体内に吸収されますが、一部はコラーゲンペプチドの形で体内に吸収されます。

コラーゲンペプチドは、アミノ酸がいくつか結合したもの。コラーゲンが細かく分解されたもので、低分子コラーゲンとも呼ばれますが、その働きはコラーゲンそのものとは違います。

「コラーゲンペプチド」はコラーゲンじゃない!?

美容ドリンクには、”コラーゲン配合” と表記されているものが多いですが、実際に配合されているのは、コラーゲンペプチド(または低分子コラーゲン)です。

アミノ酸がいくつつながるとペプチドなのか、気になりませんか?

東大大学院・理学部理学系研究科によれば、習慣的に、10アミノ酸程度までを低分子ペプチド,100アミノ酸程度までを(ポリ)ペプチドといい,それ以上はタンパク質と呼ぶようです。アミノ酸の数による区分では、正確な定義はないとのこと。

コラーゲンペプチドの線維芽細胞への働き

コラーゲンペプチドには、線維芽細胞の増殖を促進する働きがあると言われています。

皮膚の老化は、活性酸素による酸化と、タンパク質と糖が化学反応を起こすことによっておきる糖化が原因です。三大美容成分「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」に酸化や糖化が起こると、お肌の老化が進みます。

皮膚の線維芽細胞が、コラーゲンペプチドによって活性化されることで、結果的に、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンが増えることになるわけです。

コラーゲンペプチドを効率的に摂るには

コラーゲンは、1日5g~10gの摂取が必要と言われますが、成人女性が1日の食事で摂る量は、2gにも満たないようです。

コラーゲンは高分子なので分子が大きいため、そのままでは吸収できずに、アミノ酸に分解されたり、一部がペプチドの形で体内に吸収されます。

必要な量のコラーゲンを食事だけから摂ろうとすれば、食事の増加とともに摂取カロリーも増えることになりますから、効率的な摂取法とは言えません。

食事からの吸収効率を考えると、コラーゲンペプチドを配合した美容ドリンクなどのサプリメントは、低カロリーでとても効率よくコラーゲンを摂取できる方法です。

美容ドリンクの代名詞とも言えるコラーゲンドリンクには、コラーゲンペプチドが配合され、味もかなり飲みやすいものが多くなりました。


ミネルヴァ コラーゲン6000

ブランドによって、コラーゲンペプチド以外の美容成分にも大きな違いがありますから、ご自身の目的にあった美容ドリンクを探してみてください。

人気の美容ドリンクを比較!配合成分による目的の違いと価格
美容ドリンクは、配合成分とその配合量によって、1本200円前後から1000円前後まで、価格にかなりの違いがあります。価格が安くても、体質や飲む目的にも合わなければ価値がありませんし、体質や飲む目的にも合わないこともありますから、配合成分など