手の甲の老化は10年も早い?専用のハンドクリームも!
”紫外線”と”乾燥”、この2つはお肌にとっては大敵です。
夏の紫外線には気をつけても、冬の紫外線対策についてはまだまだ意識が薄い方が多いようです。逆に、お肌の乾燥については、夏場、気にする方は少ないようです。
夏場のお肌の水分量は、冬場と比べて約10%も増加しますから、よほど水分量が少ないかたでなければ、あまりお肌の症状として実感がわかないかもしれませんが、油断は禁物!
お肌の水分量
お肌の水分量は、個人差がありますが、一般的には40~50%といわれています。
お肌の状態が比較的安定しているのは、直射の紫外線もまだ強くなく、乾燥もしていない春と秋です。
春と秋の水分量が45%なら、冬場は-5%で、40%ぐらい。夏場なら、逆に水分量が5%上がって、50%ぐらいになります。
夏と冬では、なんと10%も違いが出ます。この10%の違いが、冬場お肌のトラブルに悩む女性が増える原因にもなっています。
乾燥しやすい手の甲
水分量は、カラダの部位によって違います。
普段から露出していることが多い顔や腕などは、比較的乾燥しやすい部位で、水分量が比較的多い手のひらと比べると、10%程度低いと言われます。
顔は常に外気にさらされ、さらに紫外線の影響を受けますから、毎日のケアを欠かすことができませんが、実は、もう1箇所、外気と紫外線の両方にさらされている部位があります。
それは、手の甲です。
手のひらの場合、握っているときは、直接紫外線にあたることはありません。また、外気の影響も受けにくいです。開いているときも、手のひらはカラダの内側を向きますから、外気や紫外線の影響を受けにくいです。
手の甲は、常に外側を向いていますから、とても傷みやすく、年齢とともにその症状は顕著にでてきます。
手でわかる”老け度”のチェックポイント!
美容系フリーペーパー・ホットペッパービューティでは、”老け度”チェックのポイントとして、次のような項目をあげています。
●爪や爪周りの状態が下のどれにあてはまる?
・縦線が入っている
・ささくれができやすい
・甘皮が固くなっている
●手肌がゴワついている
●手の甲にシミ、シワができてきた
●手の甲に血管が浮き出てきた
●手肌がくすみがち
●指の節が大きくなってきた
手の老化は、肌より10年早いといわれます。その原因は、手肌の構造と紫外線ですが、とくに手の甲の浮き出た血管にその大きな特徴があります。
ホットペッパーの記事のなかで、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 山田美奈先生 は、次のようにコメントしています。
「手は、外気にさらされ、肌への刺激となるものを触る機会も多いパーツ。 さらに、皮下脂肪も皮脂腺も少なく、真皮が薄いという特徴があります。 そのため紫外線などの影響でコラーゲンが破壊されると肌の弾力が失われて、 皮膚が薄くなり、血管が目立つなど、その変化が見えやすいのです。 また、紫外線には、ただでさえ皮脂腺が少なく乾燥しやすい手肌のうるおいを奪うという悪影響も。ささくれや甘皮の固さも、その乾燥が原因です」
ネイルサロンでの手肌のケアメニュー
ホットペッパービューティには、ネイルサロンでのケアメニューの記事もありましたので、あわせてそのポイントを紹介します。
ケアの順番は、 ピーリング ⇒ ハンドトリートメント ⇒ パラフィンパック です。
1.ピーリング
手肌の角質を適度に落とします。
冬の手肌は、特に乾燥で固くなっていますから、保湿成分が入りにくい状態です。
角質ケア用のピーリングクリームを手の甲から爪周りまで、しっかり馴染ませたあと、乾いた手でくるくると軽く擦ります。
2.ハンドトリートメント
保湿と血流アップが目的です。
保湿オイルを手肌にやさしくなじませ、手の甲から指を1本づつ、丁寧に揉みほぐすことにより、よどみがちな手の血流が戻り、血管目立ちにくくなります。
3.パラフィンパック
潤いを封じ込めます。
手を、温かな液体のろう(パラフィン)に、数秒間つけて、手全体をパラフィンで覆います。
ラップでくるんだまま、ミトンに手を入れて10分間おきます。血行と発汗が促されて、保湿成分の浸透が高まります。最後にパラフィンを外して終了です。
手の甲専用のケアクリーム
手をケアするクリームはいろいろありますが、手の甲専用のハンドクリームとして開発されたのが、『ハンドピュレナ』です。
『ハンドピュレナ』は、東証プライム上場企業が運営する「北の快適工房」の商品で、”老け手”の特徴に特化した成分配合になっています。
『ハンドピュレナ』の公式サイトには、お得な<お試し定期コース>がありますので、手の甲の”老け”が気になる前にケアを始めてみることをおすすめします。