年齢とともに気になってくる首のポツポツ・・・イボの市販薬は使える?

イボ
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首のポツポツ、デコルテのポツポツ。
普段はあまり気になりませんが、ふと首に手をあてたときの伝わってくるザラザラとした感触は、ちょっと心配です。
顏はメイクで隠せますが、首からデコルテにかけてのポツポツやくすみは、隠すのが難しいですね。

なにより、老けて見られているようで、他人の視線が首筋にささります。もちろん、デコルテが開いた服は着れない!

そのままほおっておいても、増えたり大きくならなければいいんですが・・・、肌質によっては、ケアしなければさらに目立つようになってしまいます。

そもそも首のポツポツって、何?

2種類のポツポツ・どうしてできる?

首のポツポツには、2種類あります。
  • 黒に近い色で、1~2mm程度で、色が黒に近く、形が一定でないもの
  • 肌色よりに近い、あるいは薄い茶色の小さくてプツプツしたもの
<老人性のイボ>
老人性のイボは、年齢とともに増えていきますが、若いからといって油断は禁物!
一般的には、40~60代の方が多いですが、10~20代でもイボが出来ます。

加齢による皮膚の老化、紫外線や乾燥、皮膚のターンオーバーのサイクルの乱れ、衣服やアクセサリーの摩擦などによって角質層が傷んでくるのが原因です。とくに、首元にできやすいのが特徴です。

<ウィルス性のイボ>
ウィルス性のイボは、そのまま放置してはいけません。

痒い部分を掻いて、患部を拡げてしまったり、周囲の人に感染させてしまうこともあります。
子供がかかりやすい水いぼ(伝染性軟属腫)など、感染力が強いものは要注意!
青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)は、ニキビと間違えやすいのが特徴。
できる部位によっては、子宮頸がんの原因となるウイルスもあるようですから、放置するのは危険です。専門医に診てもらって適切な治療を受けることをおススメします。

加齢による首のポツポツを除去するには?

加齢によるイボを除去するには、いくつかの方法がありますが、ウィルス性のイボと違い、通常の市販薬には効果がないものがほとんどです。

① 手術による除去

・レーザーで切除する
・医療用ハサミで切除する
・液体窒素で冷凍凝固して切除する手術による切除は、確実にイボを除去することができますが、施術法によっては心配も。

<特徴>
  • 医療用ハサミによる切除では術後に傷みを伴う。液体窒素でも施術中に若干の痛みがある
  • 施術法によっては、術後に痕が残ったり、色素が沈着することがある
  • 健康保健が使えない手術もあり、費用がかかる など
② イボコロリなどの市販薬

イボの市販薬は、老人性のイボには向きません。なぜなら、老人性のイボには芯がなく、ウィルスでもありませんから、殺菌成分で殺す相手がいないのです。

イボコロリは、イボのある角質層に塗布してやわらかくなったところで剥がす、を繰り返して使います。

ただし、薬効成分が強いので、首から上の皮膚が柔らかい部分には向きません。

ちなみに、イボコロリには、用法と容量についてつぎのような注意書きがあります。

本剤が健康な皮膚に付着すると、その部分も白く軟化し、痛んだりするので、患部の周りの皮膚につかないよう、よく注意して使用してください
③ 内服薬

イボコロリには内服薬があり、“ヨクイニン”という成分が配合されていますが、副作用が少ないと言われながらも、蕁麻疹、下痢などの症状が報告されています。

④ 角質にケアするクリームを使う

首から上のお肌をケアする化粧品は、いろいろありますが、老人性イボの角質を柔らかくし、保湿しながらターンオーバーのサイクルを整え、結果的に、首のポツポツをきれいにするクリームがあります。
ちょっと時間はかかりますが、お肌への負担や刺激がほとんどないのでおススメです。

「紫雲膏」は使えない?

紫雲膏には、殺菌作用、抗炎症作用などがあり、ニキビをケアする軟膏としてよく知られていますが、実際の効能は、やけど、湿疹、皮膚炎など。
老人性のイボにも使いたくなりますが、老人性のイボは肌の代謝が原因ですから、紫雲膏をぬっても効果は期待できません。
ネット上では、老人性のイボに紫雲膏を推奨している記事を見かけますが...。

首のポツポツには専用クリームが安心!

老人性のイボ原因の首のポツポツは、首のポツポツ専用の美容クリームでケアするのが安心です。
なかには、全身に使えて臭いが無く、沖縄の天然素材で作られたクリーム(わらびはだ)もあります。
コスパで使いやすく、お肌を保湿しながら整えることができるのでとても人気のようです。

まとめ

首のポツポツは、小さいうちに早目にケアするのがポイントです。
大きくなったら、手術で除去するしか方法がなくなりますが、手術は、ちょっとつらいし、勇気がいりますね。