10代のころのニキビは「思春期ニキビ」とよばれ、大人になってできるのは「大人ニキビ」とよばれます。
どちらのニキビも、できるメカニズムは同じですが、できる部位や原因には違いがあり、「思春期ニキビ」は、おもに鼻、おでこ、こめかみ、頬(ほお)。「大人ニキビ」は、Uゾーンやフェースラインにもできるようになります。
思春期ニキビは、成長期における皮脂の過剰分泌が原因ですが、大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、精神的ストレスなど、生活環境やライフスタイルが大きく影響するようです。
ニキビを予防したり悪化させないためには、ニキビのタイプや肌質にあったスキンケアが必要になります。間違ったスキンケアを続けると、ニキビが悪化してしまうことも。
ニキビが悪化すれば、医療機関での治療が考えられますが、根本的な解決にはなりません。日ごろの生活環境とライフスタイルを見直して、正しいスキンケアをつづけることが、ニキビに悩まされない肌をつくる基本です。