じぶんの肌質が、普通肌、脂性肌、乾燥肌、混合肌の4つのタイプのどれかだと思いこんでいるなら、それは間違い。
肌質には、水分量や皮脂量のバランスが大きく関係しています。遺伝的な特性もありますが、年齢や生活環境の変化によっても変わります。
真夏の日差しで大量の汗をかいた肌は、見た目には水分量が多いように思われても、お肌の内側は水分が蒸散してカラカラの状態に。さらに、シャワーで皮脂を洗い流しすぎれば、皮膚のバリア機能が低下することに。
遺伝的な肌質もありますが、気候の変化、生活環境やライフスタイルが、気づかないうちに肌トラブルの原因をつくってしまっていることが少なくないのです。
もし、これまで続けてきたスキンケアで肌トラブルが起きたなら、肌質が変わったと考えたほうがいいでしょう。配合成分の刺激が強すぎるのかもしれません。
近年注目されている美容成分・ナイアシンアミドを配合したアイテムを試すのも一つの方法です。

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また、皮膚は、カラダの内側からつくられ、最後は角質層から垢となってはがれ落ちていきますから、外側からのケアだけでは十分ではありません。食事などによる内側からのケアも重要なポイント!

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これまでの常識や思いこみにまどわされずに、自分の肌質にあったスキンケアを見つけてください。