できてしまったVIOゾーンの黒ずみのケア対策
暑い季節になって、肌を露出する機会が多くなると、お肌の黒ずみが気になります。
外出時には、肘(ひじ)や膝(ひざ)の黒ずみが目立ちますが、水着やデートのときに悩むのが、VIOゾーンの黒ずみ。
ファンスクウェア株式会社が運営するオンラインサロンでのアンケート「デリケートゾーンのお悩みに関する調査(※)」によれば、なんと「黒ずみ」に悩む女性が61%もいて、ダントツ1位!
ちなみに、お悩み上位5位は、つぎのような結果になっています。
- 黒ずみ 61%
- ニオイ 38%
- ムレ 22%
- ムダ毛 20%
- たるみ 20%
VIOゾーンの黒ずみの原因とケア対策
VIOゾーンにさまざまな悩みがあっても、正しいケアをしている方は少ないようです。
15歳~55歳までの女性を対象におこなった、デリケートゾーン(IOゾーン)に対する別の意識調査では、じっさいにIOゾーンをケアしているのは、わずか2割との結果も。
そもそも、VIOゾーンの黒ずみの原因を知らなければ、適切なケア対策もできません。
黒ずみは、メラニン色素が沈着した状態で、VIOゾーンはもちろん、脇(わき)の下、肘(ひじ)、膝くるぶし、お尻、さらには口周りや首回りなど、さまざまな部位で見られます。
VIOゾーンの黒ずみへのケアが遅れるのはナゼ?
VIOゾーン(デリケートゾーン)の黒ずみは、大きな悩みになっているにもかかわらず、実際になんらかのケア(効果の有無は別として)をしているのは、わずかに2割。
理由としては、専門医や友人に相談しにくいこともありますが、ふだん服を着ていれば見られることが無いことも関係しているようです。
ちなみに、VIOゾーンの黒ずみについて、具体的にはつぎの悩みを持っている方が多いようです。
黒ずみの原因は?
黒ずみとは、色素沈着のことですが、おもにつぎのような原因によってつくられます。
- 紫外線
- ケガや掻きこわしによる色素沈着
- 衣類などの摩擦による刺激
- ホルモンバランスの乱れ
顔や首まわり、腕や足などは、紫外線の影響が大きいですが、肘や膝は、摩擦や体質的なものが影響してきます。
カミソリでムダ毛処理を頻繁におこなうなど、皮膚への刺激が増えれば、紫外線とおなじように、メラニン色素を過剰に産生させる原因になってしまいます。
さまざまな要素が、黒ずみの原因になりますが、とくにVIOゾーンの黒ずみには、他の部位にはない特徴があります。
VIOゾーンの黒ずみの原因について
VIOゾーンの黒ずみが強くなる原因には、つぎのような項目があげられます。
- ホルモンバランスの乱れ
- 皮膚の乾燥
- 下着の摩擦による刺激
- 痒みを掻くことによる炎症
- ムダ毛処理のときの刺激
- 皮膚の重なりによる摩擦
顔や手足のように、日光にさらされる部位は、紫外線の影響がとても大きいですが、紫外線の影響を受けないVIOゾーンについては、皮膚の乾燥やナイロン製など化繊の下着の摩擦による影響が大きいのが特徴です。
もちろん、肝斑(かんぱん)のように、ホルモンバランスが原因の場合もありますが、有効成分を配合した専用クリームを使うことでかなり状態は改善します。
VIOゾーンの黒ずみ度について
VIOゾーンの黒ずみは、一様ではありません。人によっても、部分的にもかなり違いがあります。
黒ずみ度については、薄いほうから濃いほうへ、黒ずみ度1~黒ずみ度30まで分類した尺度が使われることがあります。
厳密に測らなくても、うす茶色や濃い茶色の黒ずみは、比較的皮膚の浅い部分にメラニンが溜まっていると考えていいでしょう。
表皮層のメラニンは、皮膚のターンオーバーのサイクルによって排出されていきますから、年齢が若いほど、ただしいケアを続けることで、黒ずみが改善していくわけです。
一方、灰色や青みがかったものは、真皮層まで落ち慢性化した色素沈着で、改善するのが難しくなります。
そのため、VIOゾーンの黒ずみを改善するには、シミが浅い部分にあるうちにケアを始めることが望まれます。
できてしまったVIOゾーンの黒ずみのケア対策
VIOゾーンの黒ずみは、気づくのが遅れがちですが、気がついたとしても、冒頭のアンケート調査のように、8割の女性が未対応。
VIOゾーンの黒ずみへのケア対策は、まず新しい色素沈着を起こさないようにすることが一番です。
ふだんの生活習慣やライフスタイルを見直すことが、VIOゾーンの黒ずみを改善する第一歩です。
- 下着などの摩擦による刺激をさける
- ゴシゴシ擦ったり掻いたりしない
- 保湿クリームなどで乾燥しないようにする
デザイン性が高い下着には、ナイロンなどの化繊素材が多いですが、素材そのものが刺激になることも。
高級シルクは肌に優しそうですが、吸湿性が高い素材なので、肌が乾燥しすぎてしまう人もいるようです。
乾燥はVIOゾーンの黒ずみの最大の敵!
VIOゾーンにかぎりませんが、お肌の乾燥は、黒ずみの最大の敵です。
肘や膝を触ると、カサカサしていませんか?もちろん、皮膚も黒ずんでいるはずです。黒ずんでいると言っても、多少濃い茶色ですが。VIOゾーンも同じ。
肌が乾燥していると、皮膚のバリアがかなり落ちますから、ちょっとした刺激でもメラニン色素が過剰につくられてしまう原因に。これが、VIOゾーンの黒ずみになるわけです。
2割の女性はどんなケアをしている?
VIOゾーンの黒ずみにたいして、なんらかのケアしている女性は、わずか2割ですが、ケアの内容はつぎのようになっています。
ニベアなど、市販の保湿クリームでも多少効果が感じられるのは、この保湿効果によるもの。
黒ずみを確実に無くすには、皮膚科の薬やレーザー治療にたよることになりますが、治療のリスクが不安という方も。
やはり、VIOゾーンの黒ずみ対策には、薬用成分を配合した【医薬部外品】の専用クリームを使うのが、手軽ですぐにはじめられる効果的な方法のようです。
VIOゾーンの専用クリームの効果について
VIOゾーン(デリケートゾーン)専用のクリームは、保湿効果がある成分、メラニン色素の産生を抑える成分などが配合されていますから、黒ずみの改善効果が期待できます。
しかし、年齢とともにお肌のターンオーバーのサイクルが長くなっていきますから、継続して使わないとその効果があらわれてきません。
最低でも、2~3ヶ月は使わないと、期待する効果があらわれないと考えたほうがいいでしょう。
また、使用を中止すれば、新しいメラニンの産生がはじまりますから、改善してもその後、継続的に使うことをおすすめします。
実際に、専用クリームを使用した例について、以下の記事で簡単に紹介しています。
有名モデルも使っているVIO専用クリーム
ハーバルラビット「ナチュラルゲルクリーム」は、有名モデルも使っていることで知られる専用クリームです。
ハーバルラビットには、保湿成分だけでなく、メラニン色素を抑制する成分が配合されていますから、効果的に黒ずみ対策ができることになります。
肌にやさしい成分が使われていますから、VIOゾーン(デリケートゾーン)だけでなく、顔や首回りにも使えるのが特徴。
【特徴】
- 潤い成分と美白成分を配合
- 赤ちゃんや敏感肌にも使える
- ベタつかない!
- 顔や首回りにも使える!
- 持ち運びが便利でかわいらしいパッケージ
- ISO認証の国内工場で製造
- 合成香料ではない野ばらの香り
VIOゾーンにかぎらず、黒ずみ対策は、そのケアが遅れるほど元に戻すのが難しくなりますから、早めにケアを始めるのがポイントです。