足のむくみの原因は?放置しても大丈夫?美容にも影響が・・・
1日中、立ちっぱなしや座りっぱなしで、夕方には足がパンパン!
脱いだ靴が履けなくなるなど、見た目にもわかる足のむくみは、つらいだけでなく、シワなどの原因にもなりますから美容の大敵です。
おなじような生活習慣でも、むくみの症状がつらい人と軽い人がいます。むくみを正しく理解して、早めにケアを始めたほうがいいでしょう。
むくみのメカニズムとケア法
少し難しい話になりますが、まずは”むくみ”のメカニズムを確認しておきましょう。
なぜむくみが起こるの?
”むくみ”は、血管から皮下に染み出した水分量が増えたり、あるいは細胞間質液が多くなることによって起こります。
人間の体の約40%は水分で、そのうち3分の1が血液と細胞間質液と言われています。この水分量のバランスがくずれると、”むくみ”が起こります。
細胞間質液とは、血管と細胞との間のすきまを満たしている液体のことです。
毛細血管によって運ばれた血液の一部は、酸素や栄養素をカラダの細胞にとどけてからふたたび血管に戻りますが、もどれなかった水分が細胞間質液となって体内に残ります。
さらに細胞間質液の一部は、リンパ管に吸収され、リンパ液になります。リンパ管によって運ばれたリンパ液は、最終的には静脈に合流してふたたび血管に戻ります。
しかし、このバランスがくずれると、リンパ管で回収しきれなかった細胞間質液が増え、”むくみ”の原因になるわけです。
むくみが起こる原因は?
恩賜財団 済生会のホームページでは、”むくみ”の原因として、つぎのような項目をあげています。
1.血管内の静水圧の上昇
・血管内の水分が多くなりすぎたり、血液の圧力が上昇し、血管からしみ出す水分量が増えることによって起こります。
・塩分を摂りすぎたときも、静水圧が上昇する原因になります。
2.浸透圧の低下
・血液内の栄養が少なくなると血管内の浸透圧が低下し、水分を血管内に保っておくことが難しくなることがあるようです。そのため、血管の外に水分や塩分が増え、身体がむくみます。
3.血管透過性が高くなる
・血管と血管外の物質の出入りのことを、透過性といいますが、疾患によって、血管自体が血液を保っておくことが難しくなると、
水分が血管外に出てむくむにつながります。
4.リンパ管の閉塞
・手術でリンパ節を取り除いたり、放射線治療によって、リンパの流れが停滞することで起こります。(リンパ浮腫)
5.長時間同じ姿勢でいる
・長い間立ちっぱなしや座りっぱなしでいると、重力の関係で下肢に水分が貯まり、むくみの原因になります。長い間歩行した場合はあまりむくみません。これは、筋肉のポンプのはたらきによって、血液が循環しているためです。
だれしも経験がある”むくみ”ですが、足のむくみの場合、 ”靴下のあとが少しつく”くらいの状態なら正常とのこと。
むくみを加速する血管の老化
血管やリンパ管は、年齢とともに老化することがわかっています。
とくに、毛細血管はとても細いため老化も早く、20代から老化が始まると言われています。その結果、やがて消えてしまう”ゴースト血管”に。
ゴースト血管になると、体中の細胞へ酸素や栄養素を運ぶことができなくなりますから、臓器の機能が低下し、皮膚ではシワやたるみの原因になります。
60~70代では、20代とくらべて約4割もの毛細血管が消えてしまうそうですから、若いときからのスキンケアがとても大切です。
血管の壁を守る「Tie2(タイツー)とむくみの関係
Tie2(タイツー)は、2重構造になっている毛細血管の内皮細胞と壁細胞をしっかり結び付け、毛細血管から酸素や栄養素が余分に漏れ出すのを防いでいます。
Tie2のはたらきが悪いと、毛細血管から酸素や栄養素が余分に漏れ出し、体中の細胞へ十分にとどけることができなくなります。
リンパ管には、余分な水分や老廃物を回収するはたらきがありますが、老化によってこの機能が衰え、むくみの原因になります。このリンパ管にも、Tie2が大きな役割を果たしています。
Tie2(タイツー)だけでは機能することができず、壁細胞から分泌されるアンジオポエチン -1(Angiopoietin-1)という糖たんぱく質がTie2を活性化します。
Tie2(タイツー)については、以下の記事を参考にしてください。
”むくみ”はスキンケアの赤信号!Tie2がヒント!? (biyou-hint.com)
むくみを予防するには
むくむを予防するには、まず生活習慣を見直しましょう。
- 適度な運動
- アルコールを控える
- 塩分をひかえる
- 弾性ストッキング(着圧ストッキング)を使う
適度な運動で筋肉をつけることで、むくみにくい体質に!
アルコールは脱水症状を起こしやすいので、余分に水分を摂りやすくなりますから、少しづつ飲みましょう。
もちろん、塩分は控えめに!
立ち仕事が多くむくみやすい方は、弾性(着圧)ストッキングをためしてみると良いでしょう。
病院へいったほうがいい”むくみ”は?
つぎのようなむくみの症状は、医療機関で診てもらうほうがいいようです。
- 食事や服薬の直後のむくみ
- 数日の間に局所にむくみが出た
- 薬を飲み始めたとき、または変えたとき
- 夜、息苦しくて横になれない(心不全)
- 1週間ほど前に熱がでたあとむくんできた
- 尿が泡立つようになった
Tie2(タイツー)を活性化する成分
Tie2(タイツー)は、壁細胞から分泌されるアンジオポエチン -1によって活性化されますが、さまざまな天然植物成分によって活性化されることがわかってきました。
黒コショウ、ヒハツ、シナモン、ルイボスティー、スターフルーツなど。
また、ビタミンB群は、水分代謝を活発にするので、むくみ対策にはおすすめの栄養素です。 とくにビタミンB2は、新陳代謝を活発にし、血行をよくするはたらきがあります。
「湘南美容クリニック」では、。パンパンになっためぐりへのケアのために、黒コショウから抽出された成分(バイオぺリン)のほかに、ビタミンB2を配合したサプリメント『Birth Active Cinderella(バース アクティブ シンデレラ)』を開発しています。
『Birth Active Cinderella』には、めぐりへのケアとして古くから使われている伝統食材・黒大豆のポリフェノールであるクロノケアを独自の方法で抽出して配合しています。
さらに、美容成分であるプラセンタ・コラーゲン・ヒアルロン酸を配合しているところは、さすがは美容クリニックが開発したサプリメントです。
『Birth Active Cinderella』は、現在、無料お試しキャンペーンをおこなっています。
商品到着の翌日から7日以内にキャンセルが条件になっており、キャンセルしない場合は自動的に定期コースに移行します。
1週間で体感できるかどうかは個人差があると思いますが、パンパンに悩む方は、一度ためしてみるとよいでしょう。※無料お試しキャンペーンの実施期間は未定ですので、公式サイトでご確認ください。