妊娠線ができる時期とできやすい人・ケアするには?

妊娠中の女性 妊娠線
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妊娠線は、妊娠中の急激な体型の変化による肉割れによって起こります。

妊娠線が一度できてしまうと、薄くなって目立たなくなることはありますが、完全に消えることは無いといわれています。

妊娠線ができやすい場所は、お腹以外にも、おしり、背中、バストなど、全身に及びますから、妊娠線ができる部位によっては、着る服が限定されてしまいます。

早めに妊娠線ケアをはじめても、できるのを完全に防ぐことができるわけではありませんが、なにもケアをしないよりは軽く治まるはずです。

妊娠線はどこにできる?

妊娠線が、もっともできやすい場所は、やはりお腹の下あたり。お腹が急激に大きくなるので、皮膚が引っ張られ割れてしまいます。

普段、あまりお腹の下を見ることは少ないので、気が付いたら妊娠線ができていた!なんて方が多いようです。痛みがありませんので、気づきにくいのも理由の一つです。

じつは、妊娠線は、お腹以外にも、つぎのような場所にできやすいと言われます。

◎妊娠線ができやすい場所
お腹、二の腕、脇(ワキ)、バスト、背中、おしり、太もも、膝裏

妊娠すると、お腹が大きくなるのはイメージできますが、じつは、お腹より先に大きくなるのが、バスト。これは、妊娠2ヵ月目あたりから乳腺が発達していくことによるもの。脇も、バストアップにともなって、妊娠線ができやすくなります。

妊娠中は、ホルモンの働きもあって皮下脂肪がつきやすいので、おしりや太ももにも妊娠線ができますが、目につきにくいので要注意!

妊娠線ができやすい人は?

妊娠線は、つぎのような人ができやすいと言われています。

  • 肌が乾燥しやすい人
  • 骨盤が小さい人
  • 多胎妊娠(たたいにんしん)の人
  • 経産婦(けいさんぷ)の人

肌が乾燥しやすい人は、皮膚の柔軟性が低下するため、妊娠線ができやすくなります。

骨盤は、赤ちゃんが通れるように、骨盤を繋いでいる靭帯が緩み、妊娠中から少しずつ開いていきます。 骨盤が小さい人は、お腹が大きくふくらむため皮膚への負担が大きくなり、妊娠線ができやすくなります。

多胎妊娠とは、2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠することで、一人の場合よりお腹が大きくなるのはご想像のとおりです。

経産婦とは、妊娠・出産経験のある女性のことですが、1人目のときよりもお腹が大きくなるスピードが早いため、妊娠線ができやすくなります。

妊娠線ができやすい時期は?

妊娠線は、妊娠中期、7ヶ月以降ができやすいと言われています。7ヶ月以降になると、赤ちゃんの体重が1ヶ月に500g近く増えていくことが理由の一つのようです。

また、つわりが治まり、食欲が出てくる時期であることも、体重が増加して妊娠線ができやすい原因になっています。

ストレスホルモンが妊娠線の原因に?

妊娠中は、副腎皮質ホルモンの一種「コチゾール」の分泌が増加します。

コチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、妊娠中、マタニティブルーやつわりなどの精神的・肉体的ストレスを感じることで分泌がうながされ、妊娠線ができる原因になるようです。

妊娠線予防はいつから始める?

妊娠線は、体重増加にともなってできやすくなりますから、体重管理はとても重要ですが、健康な赤ちゃんを出産するために体重増加は必須です。

とはいっても、妊婦さんの体重は、赤ちゃんの成長にあわせて増加していくのが理想的。妊婦さんの脂肪が増加して太るのは、赤ちゃんのためにも、妊娠線ケアのためにもあまり良くないようです。

妊娠線ケアは、少しづつお腹が大きくなっていく4~5か月目ぐらいから始めたほうが良いでしょう。

妊娠線を予防するには

妊娠線ができやすいかどうかは、体質や肌質によっても違いますし、できる場所や時期にも違いがありますから、早めにケアをはじめるのが一番です。

妊娠線を予防するには、つぎのようなケアがおすすめです。

  • 妊娠線ケアクリームやボディクリームで保湿する
  • 急激な体重増加に気をつける
  • できるだけストレスを溜めない

皮膚の水分量が減ると、お肌の柔軟性が失われるため、体重増加により皮膚が引っ張られたときに裂けやすくなります。妊娠線ケアクリームやボディクリームで、しっかり保湿することは、妊娠線ケアでは必須です。

適正でおだやかな体重増加であれば、皮膚は裂けることなく、皮膚の伸びに順応することができます。

ストレスが副腎皮質ホルモンの一種「コチゾール」の分泌をうながし、妊娠線の原因になると説明しましたが、できるだけ心身ともにリラックスした生活を心がけましょう。

妊娠線のケアクリームについて

妊娠線ケアには、クリーム、オイル、ローションなどが使われますが、テクスチャ―や配合成分などをチェックして、ご自身のお肌に合ったものを選ぶのがポイントです。

さらりとしたローションタイプは使いやすいですが、クリームと比べ保湿力が劣ります。とくに、乾燥しやすい肌質の方は、クリームタイプでしっかりケアしたいところです。

クリームタイプのものは、肌に潤いを与え、かつ潤いを保つはたらきが強いので、妊娠線ケアアイテムとして適しています。

クリームタイプはベタつきが気になる、という方もいらっしゃいますが、最近のクリームタイプは、サラサラして使いやすいものが多いようです。

妊娠線ができてしまう前に、ご自分の肌質に合うクリームを、早めに見つけていただくことをおすすめします。


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